青汁の原材料について

青汁はその商品によって原材料に違いがあります。主に、ケール、大麦若葉をメインにしている青汁が多いです。それぞれの特徴、効果効能を調べてみました。

 

ケール

 

ケールは、南ヨーロッパが原産のアブラナ科の植物で、キャベツの原種です。和名はリョクヨウカンラン、ハゴロモカンラン。葉は厚くて固く、色も深緑で濃く、味にかなり癖があります。

 

原種に近いということで、殆ど品種改良はされていません。キャベツがおいしく食べやすくなっていく過程で失っていった栄養素がケールには残っているのだと言えます。

 

種類はいくつかあって、青汁に使われるのはジューシーグリーン、スウィートグリーンという品種が搾汁量が多くて向いているようです。

 

ケールは他の野菜とくらべても、圧倒的にたくさんのビタミンやミネラルを含んでいて、特に、総カロテンはトマトの5倍、ホウレンソウの約2倍のルテイン、ニンジンの約2倍のビタミンA、みかんの約2.5倍のビタミンC、ピーマンの約3倍のビタミンE、キャベツの約2倍の食物繊維、牛乳の3倍のカルシウム、他ビタミンB1、B2、カリウム、たんぱく質が豊富です。

 

色を見ればわかりますが、葉緑素もかなり多いです。ケールの青汁といえば、「まずい」というイメージがあります。最近の製品は、ケール以外のゴーヤや大麦若葉、はちみつなどをブレンドして、かなり飲みやすく加工されています。

 

昔ながらのケール100%の純正の青汁は、まさにあの苦味がありますから、苦い方が体によさそうなイメージがあるなら好みで選んでみていいと思います。青汁の原料のイメージが強いケールですが、もちろん普通に食べられます。

 

欧米ではよく売られていて、健康志向の高い人たちに人気があるようです。油と塩をからめてオーブンで焼いたチップスをおつまみにしたり蒸したり、スープにしたりサラダにしたり…。青汁だけでは飽きが来るという方は、ケールが手に入れば、料理にもチャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

大麦若葉

 

大麦は、世界でも最も古い時代から栽培されてきた穀物です。その大麦の穂が実る前に摘み取った若葉である大麦若葉は、ケールに次いで、青汁の原料によく使われます。

 

大麦若葉の特徴はその飲みやすさです。ケールなど他の原料の青汁に比べてクセがなくて飲みやすく、抹茶に近い味と言われています。大麦若葉が青汁の主原料に使われることが増えたおかげで、青汁自体のイメージがかわり、人気も伸びてきました。

 

大麦若葉の栄養価は、ケールよりはやや劣りますが、一般的な緑黄色野菜と比べれば多く、含まれる栄養素のバランスがよいので、野菜不足を補う目的なら最適と言えます。

 

大麦若葉の栄養価を、ほうれん草を例にして比べると、33倍のビタミンC、約6.5倍のビタミンB1、約18倍のカリウム、約4倍のマグネシウム、4.8倍の鉄分が含まれています。

 

たんぱく質は牛乳の約7倍、カルシウムは3倍、さらになんと食物繊維はケールの約10倍になります。他に葉緑素、カテキン、葉酸、亜鉛、マンガン、SOD酵素もたくさん含まれています。カリウムは、塩分による高血圧を抑制したり、筋肉の働きを良くします。

 

SOD酵素(スーパー・オキシド・ジスムターゼ)という酵素は、強力な抗酸化作用を持つ酵素で、体内で過剰に増えた活性酸素を除去して、動脈硬化、高血圧症、糖尿病のなど生活習慣病の予防や肌トラブルの改善、アンチエイジングに効果が期待できます。

 

緑茶に多い成分でもあるカテキンは、血中のコレステロールを値を抑えたり、抗酸化作用もあります。また、葉酸は妊娠中に不足しがちなビタミンなので、妊婦さんにもおすすめできます。青臭さが少ないので、飲みやすく、お子様にもおすすめですよ。